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クリウィムバアニー「クリウィムちゃん展卵会。」 [演劇・芸術]

@MAGICROOM???、公演時間は約60~80分?。チケット代3000円(1ドリンク付き料金、だったのを終演後に手に取ったフライヤーで知る)。

 以前「贅沢ラム」を観に行こうと思うも、運悪く会期中は関東におらず見送り。その後の公演情報はノーチェックで、今回の「クリウィムちゃん展卵会。」も1月末にメールマガジンが送られて来なかったら危うく見逃すところでした。

 会場となったMAGIC ROOM???は喫茶&スナックということもあって、普通の劇場と比べると当然ながら狭め。ただ、逆にステージ部分と客席部分の距離が近く、臨場感得られる点で言えば、劇場以外の公演も良いのかもしれません。

 座った席的にBGMを流して居るであろうMacの操作スペース(本来は流し場?)もみられて、壁で見えないはずなのに上手くテンポがあっていたのも面白かった。後半には相対性理論の「LOVEずっきゅん」をBGMに使っていたけど、違和感なくマッチしていたのは良かった。あと、もう1曲くらい使われていたけど、そっちの曲名は判明するにいたらず。

 次回公演時期は不明ですが、今回改めてWebサイトを知るに至ったので時折チェックしていこうかと。と、YouTubeで検索してみたら、「贅沢ラム」の神戸公演CM(?)が投稿されていたので以下にプレーヤーリンク。

http://crewimburnny.net/


iTunes Store-相対性理論「LOVEずっきゅん(シフォン主義)」
相対性理論 - シフォン主義 - EP - LOVEずっきゅん




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阿佐ヶ谷スパイダース「アンチロックワイズ・ワンダーランド」 [演劇・芸術]

@本多劇場、公演時間は約2時間。チケット代5500円。

 阿佐ヶ谷スパイダースは2008年の「失われた時間を求めて」から2本目。そして何より、09年10月以来の観劇なので、どのような心持ちでいつも芝居を観ていたのかを思い出しながらのぞんだ次第。

 1回観ただけでスッと理解できるような内容ではなく、終演直後はどう受け止めるべきかよく分からず。ただ、観劇後に薄れゆく記憶の中から何とか整理していくと、機会があればもう1回(観劇or放送)、もしくは戯曲を読み直すとこの作品が持つ複数の側面が多少なりとも理解できそうで、そこから面白さを感じることができるような気がしています。

 ちなみに作中には、猫を探す男も登場。確か前作にも猫を探すシーンがあったなと、終演後に物販コーナーで戯曲本を試読していたら、売り子の人が前作にも猫が登場していて、本作にもそれが関連しているとかしないとかという発言をいただく。

 ちなみに1月29日に放送された「大竹まこと ゴールデンラジオ」で、長塚圭史氏がゲストとして登場していました。これの投稿時点では、まだPodcast配信ページにアーカイブされているので、気になった方はチェックしてみるのも宜しいかと。

http://asagayaspiders.net/
http://www.joqr.net/blog/main/archives/2010/01/129.html

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作・演出:長塚圭史
出演:池田鉄洋、内田亜希子、加納幸和、小島 聖、伊達 暁、中山祐一朗、馬渕英俚可
光石 研、村岡希美、山内圭哉
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イデビアン・クルー「挑発スタア」 [演劇・芸術]

@にしすがも創造舎、公演時間は約85分。チケット代4500円。

 1カ月ほど前に観に行ったので記憶もおぼろ気。とは言え、記録として残しておかないともれなく忘れるので簡単にメモ。

 にしすがも創造舎に行くのは今回が初めてで余り調べずにいったら、閉校した中学校の敷地を利用した施設だったのですね。それで劇場は体育館でした。舞台は左右を観客席に中央に位置した形で、テニスコートのような、ファッションショーのような、そういう光景にも近い感じでした。

 最初、執事とメイドが登場して椅子の設置場所のやり取りをしたのち、そこに住まう家族が10名前後。和装や洋服、軍服、チャイナ服などが登場して徐々にストーリーが進みはじめた。途中、振付を指示されるグループ、それを見よう見まねで模倣するグループのシーンは面白かった。また、途中には体育館の奥の方に設けられた少し段差のあるエリアでのパフォーマンスもあったかな(記憶おぼろげ)。

 総勢14名という(恐らく)フルメンバーの出演。ただ、ステージが細長かったこともあって、自分の中では登場人物達の情報を処理しきれなかった点もあり、そういう面では本公演ではないですが、近作の中では「コウカシタ」や「大黒柱」のほうが、すっと自分の中に入ってきた気がします。

 で、イデビアン・クルー自体の活動は今回の「挑発スタア」をもって休止。カンパニーの表現を借りれば“産休”ですね。本公演のペースが約1年間隔だった点を考えると、活動再開があるとして2~3年程度が最短と考えるべきでしょうか。とりあえず、井出氏の振付作を中心に今後の公演をチェックしていきたいと思います。

http://www.chouhatsu.com/
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「ザ・ダイバー」日本バージョン [演劇・芸術]

@東京芸術劇場 小ホール、公演時間は約85分。チケット代:前売6500円。

 2008年にシアタートラムで上演された、「THE DIVER」の日本バージョン。野田秀樹を除く出演者はかわり、大竹しのぶ、渡辺いっけい、北村有起哉。

 ロンドン版で突き刺さる思いをしたので、日本版を観るにあたって新潮で戯曲を読んだりして心の事前準備をして観劇にのぞんだ。結果として、概ねのストーリーを知っており、それを脳内でなぞりながら、舞台上での演技を観ることに。同じ芝居を何回か見るならともかく、やはり1度しか観ない場合は事前に戯曲を読むのはよろしくないなと反省する。

 そういう訳で純粋に舞台を観られなかったので、これだという感想を自分の中で得るには至らなかった。ただ、ロンドン版と日本版のどちらか、というとやはりロンドン版の方が印象が強い。話が英語ベースで進んでいくので、字幕にはない言葉を拾い上げようと役者が発する台詞に意識を集中させているからかもしれない。

 野田地図の公演は2010年。ただし、その前の今年11月に「赤鬼」や「農業少女」のタイ演劇バージョンが、2010年2月には松尾スズキ演出版の「農業少女」が上演予定。松尾版があるから、タイ版の農業少女にも行っておこうかなと検討中です。

http://www.nodamap.com/productions/thediver/
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虚構の劇団「ハッシャ・バイ」 [演劇・芸術]

@座・高円寺、チケット代は前売4500円。公演時間は約2時間。

 虚構の劇団を観るのは、旗揚げ公演の「グローブ・ジャングル」以来なので1年と少々ぶりでしょうか。第2回公演「リアリティ・ショウ」も出来れば行きたかったのですが、諸処諸々あって見送ったのでした。

 観劇後に知ったのですが、本作は第三舞台からの再演作。初演は23年前で、鴻上氏が28歳のときに作品だそうです。冒頭、病床で眠る母を見守る息子。母が寝ている間に見ている夢を探る探偵になろう的な発言から物語がはじまり、それが彼の想像による虚構なのか、はたまた別の軸で起きているのかわからない、ある探偵と自分が見た夢の風景の場所を突き止めて欲しいという女性依頼人との話に入っていく。

 どちらかというとこの探偵と依頼人の話から派生する、現実なのか虚構なのか、真実なのか嘘なのかわからないシーンが続き、そこへ出てくる母への依存度が高い青年(少年?)が徐々に存在感を増してくる。合間に入った、「という夢だった」という幾つかのシーンは若干浮いたようなフワッとした感じで、本筋にどう反映されているのか自分で処理できなかった。また、冒頭シーンは終盤に再度描かれるものの、これをどう受け止めるべきかは少々悩みどころではあります。

 役者陣の演技力も第1回公演と比べてあがっているなと感じ、多くの台詞量をこなしている人物もいる一方。ほとんど台詞が割り当てられていない人もいたりして、役柄の重み付けはことなるとしても、ちょっと台詞量のバランスが気になったりもしました。

 座・高円寺という劇場自体は舞台幅も広く、どの座席からも見やすい感じはしましたが、今回の公演だともう少し幅の狭い劇場で見ると、ストーリーに引き込まれたかなとも思ったり。この辺、最前列に座った点もありそうですが、芝居によってベストな座席を見つけるというのは常々難しいですね。

 次回公演は2010年2月。場所は同じく座・高円寺にて。

http://www.thirdstage.com/k/
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reset-N「眠るために目醒める」 [演劇・芸術]

@王子小劇場、公演時間は約1時間45分。チケット代は前売2500円。

 すでに観てから1カ月経ったので、観劇記録として簡単に。

 「閃光」に続いて、主宰の夏井氏を思わせる登場人物や劇団員が登場。台本を待つ客演を含めた役者陣と、自室でとある女性と一緒に過ごす主宰の2場面が描かれていた。閃光とは異なり、夏井氏本人が登場していないものの、恐らくそれは氏とその周辺の人々が体験したものを多少なりとも舞台で再現したものではないかと感じさせる。

 次回公演「青」は、この2作品とは異なり、壊れゆく東京を描いた新作になるそう。閃光、眠るも考えながら観られる作品だったけれど、さすがに以降も同様になると観る側にある私にとってどこまでついて行けるか分からなかったので、青からのスイッチでどういったものが観られるのか楽しみにしたい。

 公演時期は2010年2月10日~14日、スズナリにて。

http://www.reset-n.org/jp/
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ミクニヤナイハラプロジェクトvol.4「五人姉妹」 [演劇・芸術]

@吉祥寺シアター、チケット代はアルテ友の会価格で2880円。公演時間は1時間25分。

 2008年7月に行われた準備公演に続く、本公演。駒場アゴラから吉祥寺シアターへと舞台スペースも広くなり、衣装はもちろん、白をベースとした舞台や可動式の部屋を使うなど、それはそれで完成していた準備公演からの変化がつけられていて、新鮮な部分も感じさせられた。

 ストーリーのベースは同じだけれど、長女・春子のバックストーリーが増えていたような気がする。1年前の公演の記憶をすべて思い出せるわけではないので、もともとあったのかもしれないけれど。気になるセリフもあったので、次回公演で台本が売っていたら入手しておこうと思う。

 そのときまでには、演劇として受け取るべきか、ダンスとして受け取るべきかの判断をつけておきた。もちろん、双方の楽しみを得られているのには違いないのだけれど、自らのテンションをどう割り振るべきかを多少は考えないと、どうも舞台に集中できないのが今回分かったので。難しいもんですね。

 関連する公演は、ニブロール新作が2010年3月に横浜赤レンガ倉庫にて。あと、nigrinoda第1回公演「楽園」が神楽坂シワターイワトにて。

http://www.nibroll.com/
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双数姉妹「ユニゾニア-鏡の国のコロス-」 [演劇・芸術]

@笹塚ファクトリー、チケット代は前売3500円。公演時間は約1時間50分。3月のカンパニーデラシネラ以来、久しぶりの観劇でした。

 公演案内には対になった役者が同じ演技をするユニゾンとあったので、舞台を左右に分けて舞台が進行するものかと想像して劇場に入ったらそうではなく。正しくは、舞台を前後に、境界線をカーテンで仕切り、そこを鏡と見立てて、前後の役者がユニゾンするスタイルだった。

 面白いのは舞台の奥手、中央あたりに三角の頂点部分のような奥行きが作られていた点。これにより、自分が鏡をのぞき込んだときにある、現実とは少し奥行きがずれている感覚が感じられたりした。

 ちなみに当日座った座席は前方右寄り。このため、冒頭にあった舞台左手での芝居は視覚的には鏡側の役者陣が視界に入る一方、声は手前側の役者陣のものが入ってくるので、人の距離と音声の距離が同期せず、少し酔いかけた。車でも船でもなく、ただ舞台を観ているだけで酔いかけたのは、ある意味新鮮だった(笑)。

 舞台は、とある診療所。集団治療を受ける人々が一側面が全面鏡張りのレクリエーションルーム(?)で過ごしている日常から始まる。ほとんどの患者は鏡に映る自分に疑問をいだかないが、1人の少女が鏡に映る自分が時折違う動きをしたりサボっていたりすると主張する。

 ユニゾンで舞台を進行させたところで、果たして最後までそれを続けたところで面白いかどうかは分からないわけで、本作では徐々に鏡側の人々が異なる動きを見せ、手前側の登場人物と対話するようになる点に特徴があった。つまり、劇中の鏡側の登場人物が意図してユニゾンを引き起こしている形。この中には、前後を行き来する人物も登場する。

 冒頭、この仕掛けが明確になる前は、手前と奥で台詞や演技にズレが生じるとドキドキする部分もあったが、仕掛けが明確になると、それは当然のズレとして理解・許容できるようになって無駄なドキドキはなくなった。そして終盤になると、手前側の人物がむしろズレを引き起こしはじめ、劇中には描かれない次へのステップ、それにそれ以前のステップが見え隠れするようになる点は興味深かった。

 衣装からやや近未来の世界を想像していたが、療養所の設立理由や患者が集められた理由が分かれるにつれ、実は現代に近い時代が舞台になっていることが分かる。決して悪くはないのだけれど、演者が持っていた小説にヒントを得ているのかなと知ると少々現実に戻されてしまう。舞台が醸し出していた何とも言えない非現実の漂いを感じていた私としては、いっそ近未来の世界に飛ばして、現代にあり得ないモノでも良いから異なる理由を設定してくれれば、最後まで作品に魅入れたかなと思った。

 次回公演は2009年10月、座・高円寺1で「ソビエト マヤコフスキィ生誕116年」。

http://www.duelsisters.com/
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カンパニーデラシネラ「あらかじめ」 [演劇・芸術]

@青山円形劇場、チケット代は前売3700円。公演時間は約1時間20分。

 パイトマイマーに加えて、ダンサーと役者が参加した作品。通常の舞台と異なり、円形な舞台を採用したことを活かした演出が多数盛り込まれていました。

 開場後、劇場に入ると舞台の上に小道具が散乱していた。そして開演すると、それらが円形な舞台沿って置かれはじめ、舞台の上には一旦ものがなくなるようになる。それとともに舞台添いのエリアも開演中に活用することを予感させる。

 小道具の中には飛び出す絵本のように開いて家になったり、するものも。また、円の端と端を利用して2人の登場人物による会話を、他の数名が補助するシーン、円形を円卓として会議を行うシーンなど、次々とシーンが変わっていく。また、少ないパーツを使いながら模型の車が高速道路を数分にわたって走行するなど、なるほどと感じさせる発想が多い。

 また、途中には複数ある劇場扉を使って登場人物同士の追いかけあいを演じてみせるなど、円形を活用したシーンに楽しませられる。動きとしては、前回の「ある女の家」と比べて静かなものの、また異なる印象を受けることができた。

 パンフレットは500円。カンパニー名である「デラシネラ」の由来も掲載されていた。

http://www.onoderan.jp/
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「転校生」 [演劇・芸術]

@東京芸術劇場 中ホール、チケット代は3000円(F/T回数券5回を利用)。公演時間は約1時間50分。

 平田オリザ氏の戯曲を飴屋法水氏が演出した作品。静岡で上演したものをフェスティバルトーキョーで再演するというもので、出演したのは初演時にオーディションで選ばれた静岡県内の女子高生(卒業生含む)と、転校生役で登場する女性が1人。

 オーディションとは言え、過半数が10代の女子高生であって、演技力に不安を覚えながら劇場に足を運んだものの、概ねその不安を感じることなく観劇できたと思う。出演者により、台詞量の違いが圧倒的にあるケースもあったが、台詞の多い出演者もそれに気負いすることなく演じていたように感じた。

 とある女子校のとあるクラスで、担任が休みの日に転校生がやってきた。その転校生が現れたと同時に衝撃が走るクラス一同。その後、教室移動している間にクラスに受け入れられ、1日が過ぎていく。

 平田オリザ作品をこれまで観たことがなかったため、戯曲とは言え氏の作品を体験したのは本作が初めて。バチッと明示的な情報を得られない、ふわりというか、宙ぶらりんというか、不思議な感覚を受けたが、自分にとって拒絶するほどではなかったと思う。

 公演内容自体には不満は抱かなかった一方、観客席の通路を使ったシーンでは前方に座っていた私としては何も見えず、2階席を使った演出も人によって見えなかった気がする。初演での静岡の劇場とは違うため、一概には評価できないのだけれど、少なくとも今回の東京芸術劇場 中ホールではもう少し違う手法を採っても良かったのではと感じ、できればもう少し規模の小さい劇場で改めて観てみたいなぁと。

http://festival-tokyo.jp/
http://festival-tokyo.jp/program/transfer/
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