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2008年7月の読了分。21冊 [コミック・書籍]

 積んでいたコミックを6月に読み進めたこともあり、7月は新規購入品が中心。「百舌谷さん逆上する」「鉄腕バーディー」「カギっこ」などがソレで、特に「カギっこ」は良かったのでオススメ。8月は8月で、同じ筆者が書く別作品を読みふけっております。

 「新潮 2008年06月号」は、岡田利規の戯曲&小説が掲載されていたので、その部分を読書。帰宅時間に割り当てている文庫&新書は7月後半に量のある新書を手に付けたため、進捗は思わしくなく。

 演劇パンフレットは「まほろば」と「混じりあうこと、消えること」ですね。「死の舞踏」にもパンフレットを頂戴しましたが、無料ということで今回は未カウント。無料系でも読み応えのある本は含めるか、ちょっと考え中。

MediaMarker 2008年7月-読了

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・内訳
 コミック:11冊
 雑誌:5冊
 小説:2冊
 演劇パンフレット:2冊
 新書:1冊
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コミック:山口舞子「カギっこ」 [コミック・書籍]

 バンブーコミックス。2巻まで刊行済み。「まんがライフMOMO」2006年4.1月号~、「まんがライフオリジナル」2006年09月号~、書き下ろしなど収録。

 まんがライフオリジナルを春先から買い始めて、「これはッ!」と思って購入した1作。花村家の鍵を預かる12歳「花村みつ」とその母を中心に、友人で夢見がちな「佳乃(かの)」と母の勤務先に勤める「実」、隣に越してきた学校の保険医であり、母の最大のライバルとなった「桂先生」たちが組み合わさって、ドタバタしたり、しっとりしたり、読み終わった直後に読み直したくなる楽しさを与えてくれます。

 2巻のカバー帯に「ムスメ愛が止まらない!!」と母が力強く発言してますが、作品が与えてくれる雰囲気が多様である点も魅力の1つ。ベタベタに娘を溺愛して、仕事そっちのけでFor娘グッズとこしらえる母親との溺愛マンガとも取れれば、鍵っ子 兼 料理担当として頑張る花村みつの成長を描いたマンガとも取れる。また、ちょっと変わった佳乃や桂先生、それに実、大家さんなどを巻き込んだ作品と取ることも可能かなと。

 登場人物は決して多くはないですが、それぞれの立ち位置がしっかりしているので、各回で出てきた人物の行動に自然と期待してしまいます。特に母vs桂先生あたりは見物であり、大抵は桂先生の良いところにやられてる感のある母親の様子は何とも言えない面白さが。また、書き下ろしと思える巻頭カラー部分には、以前に隣室に住んでいたお姉さん「春子」とのサブストーリーもあり、また違った雰囲気が得られます。

 イレギュラーに鍵っ子になっていた私としては、時に預かった鍵にどのような紐を付けるか考え抜いたような記憶も。例えば、使う紐は毛糸なのかビニールなのか、それ以外なのか云々。現在ではストラップという素敵グッズが出ていましたが、当時はありませんでしたからね。2巻まで読んだ範囲、紐に関してこだわりを見せるシーンは出てきていないので、いつか是非取り上げて貰えればなぁなんて。

 2巻後半のデジタルカメラを貰う話は、少ししっとりと。貧しいという訳ではないんでしょうが、(恐らく)母子家庭の生活の中で抑えられる部分は抑えていこうという生活風景が垣間見えた瞬間でもありました。

 筆者の山口氏の作品は他にも刊行されているようなので、追って読んでいきたいところです。



カギっこ 1 (1) (バンブー・コミックス MOMO SELECTION)カギっこ 1 (1) (バンブー・コミックス MOMO SELECTION)
山口 舞子

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カギっこ(2) (バンブー・コミックス MOMO SELECTION) (バンブー・コミックス MOMO SELECTION)カギっこ(2) (バンブー・コミックス MOMO SELECTION) (バンブー・コミックス MOMO SELECTION)
山口 舞子

竹書房 2008-06-27
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2008年6月の読了分。28冊 [コミック・書籍]

 5月からMediaMarkerの利用を開始したので、読了物記録を月単位で再開してみる。Amazon非登録な物品でも登録できるのは便利で、6月以降に入手した演劇パンフレットを登録していくことに。記念すべき第1冊目は「鳥瞰図-ちょうかんず-」パンフレットでした。

 コミックはこれまで積んでいた作品を中心に一気に読み進める。完結した作品では「げんしけん」「ハツカネズミの時間」「あいこら」を読み終わった。「ハツカネズミの時間」の終わり方はその先を考えさせてくれる作りで、個人的には非常に良かった。機会があったら別項で語ってみたい。

 決め打ち購入品以外で新規に買ったのは「デトロイト・メタル・シティ」「岳」。「岳」は1巻を読んだ範囲では大きく惹きつけられるまでには至らなかった。3巻くらいまで読んで、以降を判断するつもり。

 「エイリアン9」シリーズは同じく6月に読み終わった評論本「マンガは変わる―“マンガ語り”から“マンガ論”へ」で、その構図が言及されていて買った作品。分厚いコンプリートを一気に読み終わり、気になって続編の「エミュレイターズ」も買ってしまった。ストーリーをはじめ、色々と不思議な印象。追って他の富沢作品も読み進める予定。

 書籍では「宇宙旅行はエレベーターで」。宇宙エレベーターが出来る前提で解説が進められていて、所々難しい場所もあるけれど読んでいて楽しい。また別項にて。ライトノベルは今さら「涼宮ハルヒの憂鬱」を読んでみる。ただ、ムーブメントもあって過剰なイメージを膨らませすぎたので、大きな満足感は得られず。

 単文感想はMediaMarkerにも記載しています。

MediaMarker 2008年6月-読了
MediaMarker 2008年5月-読了
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・内訳
 17冊:コミック
 3冊:4コマ、雑誌
 2冊:書籍
 1冊:新書、ライトノベル、演劇パンフレット
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コミック:佐藤両々「こうかふこうか」1巻 [コミック・書籍]

 バンブーコミックス。「月刊まんがくらぶオリジナル」2005年3月号~2006年9月号、「月刊まんがライフ」別冊小冊子2006年9月号収録分。

 なんだかよく分からないけど次々と不幸。クラスの集合写真だって、修学旅行だって行ったことのないまま、社会に出た新人OL「福沢幸花」が主人公。日常生活のように不幸をこなしてますが、本人が平然と受け入れているのが何とも。コミックの中でも4コマだからこそ出来た作品なのかなぁ、なんて思います。

 単行本ベースという前提で言いますと、「天使のお仕事」「そこぬけRPG!」「ゆずりは!」と同氏の作品を一通り読んでおりますが、今回の「こうかふこうか」が1番好みかも。看護士、ゲーム業界、保育園、OLといずれも特定職業がテーマの作品ですが、その中にあって本作は突っ込んだ仕事話も少なく、周囲から見て気の毒な不幸性を持つにもかかわらず、本人はいたってあっけらかんとしている幸花のキャラクター性が自分にヒットしている感じです。また、収録話のうちで2話は無台詞による進行が図られているので、イマジネーションを働かせて読み進められる点も見逃せませんね。

 そして、物品破壊担当の岩井も気になる存在。中盤あたりから、バシバシとモノを壊しはじめるので、「おいおい、お前触るなよ」とか素で思ってしまう。ただ、こっちも悪意がない分、ある意味で不幸属性を持っているのかもしれません。それでいて幸花と違って、怒られるから悲しさ倍増の面も。

 終盤には新キャラクター追加の影響で、いじめっぽいシーンも入ってきますが、この先はどうなっていくことやら。単行本化が遅れた分、2巻発売までの間隔が短いというメリットもあるので、以下続刊を力強く期待したいところです。



こうかふこうか(1) (バンブー・コミックス) (バンブー・コミックス)こうかふこうか(1) (バンブー・コミックス) (バンブー・コミックス)
佐藤 両々

竹書房 2008-06-07
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コミック:こいでたく「ユルミとシメル」2巻 [コミック・書籍]

 Flex Comix、620円。Yahoo!コミック内「FlexComix ブラッド」2007年4月~2008年3月号掲載分を収録。

 そもそも大洋社のコミック発売スケジュールを眺めていたときに見つけたのがきっかけ。作者のこいでたく氏の作品と言えば、10年以上前に「ダブルゼータくんここにあり」の単行本を持っていたものの、引越しやら何やらで消失。気に入っていたので、また読みたいなぁなんておもっていたところ、上述のスケジュールで新作を発見して購入した感じです。

 そんな「ユルミとシメル」ですが、のんびりしたユルミと、しっかりもののシメル。それにレジ星のスパナ姫などなどと、宇宙人?キャラクターが多数登場しますが、どれもなんだか憎めないという点は、「ダブルゼータくんここにあり」を読んだころの印象と変わりません。残念ながら、2巻の収録内容で連載終了のようですが、いつでも続きが再開しそうな雰囲気で終了しており、続編であっても新作であっても楽しみに待ちたいと思います。



ユルミとシメル 2 (Flex Comix)ユルミとシメル 2 (Flex Comix)
こいで たく

ソフトバンククリエイティブ 2008-05-12
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コミック:川島よしお「PEACH!!」1巻 [コミック・書籍]

 まんがタイムコミックス、860円。2色カラー。「まんがタイム」2006年3月から10月号、12月から2008年3月号。「オリジナル」2007年6月、8月号掲載分を収録。

 掲載ベースで毎月楽しみに読んでいる作品だったので、買って半年くらい熟成(?)してから読もうと思ったものの、気になった点があったので購入して直ぐに読むことに。何が気になっていたかというと、温泉を“部活”として運営する女子校生の部員。現在は広能、武田の2人がレギュラーなんですが、「最初は確かもう1人いたような」ということ。そしてパラパラと連載開始時を読む進めると、その記憶は正しく、「槙原」という存在が。しかも、第1回では第1本目に登場してました。

 徐々にフェードアウトしたのは、やはり連載が進むに連れて身長が縮まり、ちょこまかと楽しませてくれるキャラとなった広能、ぽけーっとしたキャラになっていった武田に押し切られた形なんでしょうかね。それに、客として登場するOL「岩井」を合わせた3人が軸になった点も大きいのかもしれません。あと、岩井が「色っぽい広能」になったあたりから、当初いた男子高校生も登場しなくなり、女子校設定になったのかな?、とも。

 下の名前は皆不明。ただ、「広能」という名前の読みが気になって検索していたら、現在登場している「広能」「武田」「岩井」「相原」と、フェードアウトした「槙原」の全員が「仁義なき戦い」の登場人物名と合致していた事を発見。果たして、「ひろのう」か「ひろの」かは同作を見ないと判定はできませんが、登場人物名はここから来たのかなと推察できそうです。



PEACH!! 1 (まんがタイムコミックス) (まんがタイムコミックス)PEACH!! 1 (まんがタイムコミックス) (まんがタイムコミックス)
川島よしお

芳文社 2008-05-07
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コミック&書籍:2008年3月の読了分 [コミック・書籍]

9冊。ややローペース。

佐藤優「国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて」
新書:島田裕巳「日本の10大新宗教」
コミック:松田円「つくしまっすぐライフ!」1巻
コミック:宮原るり「恋愛ラボ」1巻



医龍 16―Team Medical Dragon (16) (ビッグコミックス)医龍 16―Team Medical Dragon (16) (ビッグコミックス)
乃木坂 太郎 永井 明
★★★★:少しずつ伊集院の成長が主軸に置かれつつある感じ。やはり手術フェイズのやり取りは面白い。
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ユーベルブラット 7 (ヤングガンガンコミックス)ユーベルブラット 7 (ヤングガンガンコミックス)
塩野 干支郎次
★★★★:6巻から8巻への繋ぎ的なイメージ。サブキャラクター立ちの立ち位置も分かってきた。
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あいこら 11 (11) (少年サンデーコミックス)あいこら 11 (11) (少年サンデーコミックス)
井上 和郎
★★★:各キャラクターのまとめに入っているような。テコ入れ予告か、終焉の仕込みかどちらだろう。
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新TOEICテスト書き込みドリル 文法編―書いて覚える20日間完成!新TOEICテスト書き込みドリル 文法編―書いて覚える20日間完成!
早川 幸治
★★★:リーディング編と同時購入。流石に文法で20日だと文法知識が事前に必要ですな。
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新TOEICテスト書き込みドリル リーディング編―書いて覚える20日間完成!新TOEICテスト書き込みドリル リーディング編―書いて覚える20日間完成!
武藤 克彦
★★★:文法編と同時購入。テスト概要を書きながら学べる。
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コミック:宮原るり「恋愛ラボ」1巻 [コミック・書籍]

 まんがタイムコミックス、600円。「まんがホーム」06年11月から08年2月、「キャラット」07年06月号増刊分を収録。

 一部でリンクする「みそララ」と違い、女子中学校は生徒会メンバーのお話。恋愛を目指してシミュレーションをするも、その姿はちょっと変な生徒会長と、それを目撃したが故に協力することとなった結果会長補佐の2人がメイン。はっきりいて馬鹿馬鹿しく、まっとうに見えて無駄まっしぐらな生徒会長のキャラクターはお父さんは心配性的な印象を受け、ツボにはまった(お父さんは心配性、読み直さないと...)。

 中盤から2人を巡るキャラクターが増え、終盤になると対立するキャラクターも増えるが、最終的に1巻ひっくるめてプロローグ的な感じにまとまってしまうのは判断が付けづらい。終盤あたりのストーリー立て次第で現状維持でドタバタと行けた気もするけれど、実際のところ少しネガティブへのボーダーラインに近づいてしまうと、こうまとめるのが最善だったのかなとも思う。ともあれ、2巻以降は再びバタバタしてくれていることでしょう。

 前述の通り、「みそララ」とは一部でリンクし、最近の連載上では誌面登場も果たしていた。両作品を読んでいて思ったのは、同時期に連載しつつも、ちょっと絵柄が違う印象を受けた点。本当に些細な点なのかもしれないですが、恋愛ラボは実際中学生キャラクターが登場人物で、その点を踏まえて幼さを出すために崩して描いてるのかなぁと勝手に想像。

 「恋愛ラボ」の刊行にあたっては、各氏に告知マンガが載るほどの力の入れようで芳文社としても一押しの作家さんなんでしょうな。Amazonではそのせいあってか、現時点で在庫切れになってます。



恋愛ラボ 1 (1) (まんがタイムコミックス)恋愛ラボ 1 (1) (まんがタイムコミックス)
宮原 るり

芳文社 2008-03-07
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コミック:松田円「つくしまっすぐライフ!」1巻 [コミック・書籍]

 まんがタイムコミックス、600円也。「きららキャラット」05年~07年の隔月掲載分を収録。

 現在は「まんがホーム」で連載中。しかしながら、1巻収録内容は「きららキャラット」でのもの。後書きを読んで「きらら」系列で連載していたことに少々の驚き。

 「サクラ町さいず」と同じ学校モノ。ただ、中学校が高校に、共学校が女子校へと変化がある。何より学校が獣道の先、つるべ落としな場所にあるのが特徴的。人間のようで人間ではなく、人間だけれども動物の格好をするといったキャラクターも登場。主人公が若干かわいそう系なのは、サクラ町さいずの田中はつえ的な感を彷彿とさせる。

 キャラット連載時は萌えを意識していたそうで、確かに冒頭何編かに悩みながら書かれている印象を受けましたが後半になるにつれて松田作品らしさが強まってきて読む、楽しむ頻度もペースアップ。ホームに移籍で恐らく毎月連載になるでしょうから、2009年ぐらいに2巻が登場するのではと期待の日々です。



つくしまっすぐライフ! 1 (1) (まんがタイムコミックス)つくしまっすぐライフ! 1 (1) (まんがタイムコミックス)
松田 円

芳文社 2008-03-07
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佐藤優「国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて」 [コミック・書籍]

 新潮文庫版。740円也。

 濃密な内容。筆者が本書で書いた内容と、新聞・テレビ・週刊誌が報じた内容には大きく隔たりはあるけれど、2030年になれば外交文書が公開されるハズなので、そこで幾つかの真実は明らかになると思いたい。

 そうした中、本書を読んでいて関心を持ったのは、小泉政権の誕生によって時代に変化が起きたという記述。第2章では「外交潮流の変化」と「ポピュリズム現象によるナショナリズムの昂揚」、「官僚支配の強化」が挙げられている。特に2点目の

 国民の大多数が「何かに対して怒っている状態」が続くようになった。怒りの対象は100パーセント悪く、それを攻撃する世論は100パーセント正しいという二項図式が確立した。

 は、非常に興味深く読み更に考えさせられた。こうした分岐点は宮沢章夫の「東京大学『ノイズ文化論』講義」でも言及があって、そこでは阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件が起きた1995年が変化点として挙げられている。

 メディアスクラムにせよ、今が良ければそれで良く、自らが正義で対峙する側は悪という雰囲気に違和感と気持ち悪さを感じる日々。対象人物の地位に高低にかかわらず、「振り上げた拳をどうする」以前に「振り上げるとどうなるか考えて行動しているのか」すらも疑問に持ってしまう事柄が増えてきてしまっている。

 最近は次々と“王子”が即位し、知識がないことが人気の証になるような状況で、それらを送り出す側にそれを制御できる人がいなくなったのかと思うと虚しさしか残らない。ひょっとしたら、いつかこの国にいること自体が恥になってしまうのかもしれない。



国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫 さ 62-1)国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫 さ 62-1)
佐藤 優

新潮社 2007-10
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タグ:書籍 感想
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