映画「火天の城」 [テレビ・映画・音楽など]
@TOHOシネマズ府中、上映時間は約2時間20分。
山本兼一氏の同名小説が原作。安土城の築城に携わる宮大工とその一門を描いており、西田敏行や大竹しのぶをはじめ、重みのある役者陣が多数起用されていた。
原作を読んでいないので差分はわかりませんが、あらすじを見比べた範囲ではストーリーや登場人物が一部変更になっている様子。そのせいもあってか、中盤から終盤にかけて、いくらか話のつじつまというか、登場人物の中に別に必要のないシーンが少なからず気になってしまった。
また、実際に安土城を築城をするのは無理があるため、ところどころCGが使われているのは許容する構えで観ていたものの、とある一場面のCG&アクションシーンには、これは築城をメインにした話なのか、実は忍法帖シリーズを見に来たのか、よくわからなくなり失笑してしまう。その前段に突如前振りを入れていたり、その後の周囲の職人たちの立ち直りの早さもちょっと無理があったのかなと思う。
別にお笑い芸人や演技とは別畑の芸能人が出てもきちんと演技していてくれれば気にしないタイプですが、本編に全く関わらないのに一言二言のために出している人がいたのは大いに疑問が残った。こうしたシーンに時間を割くのであれば、地味でも築城に特化した話にしてくれた方が面白かったのではと感じた。
根っこにあるストーリーは良かったものの、やはり何というか必要性のわからないシーンが後半に入るにつれて出てきてしまったので、見終わったあとにつまらなさとは違う、残念な感情を抱かざるえなかった。そのおかげで、原作との違いがどのくらい生じているかに興味がわいてきたので、そのうち原作を読んでみる予定。
http://katen.jp/
山本兼一氏の同名小説が原作。安土城の築城に携わる宮大工とその一門を描いており、西田敏行や大竹しのぶをはじめ、重みのある役者陣が多数起用されていた。
原作を読んでいないので差分はわかりませんが、あらすじを見比べた範囲ではストーリーや登場人物が一部変更になっている様子。そのせいもあってか、中盤から終盤にかけて、いくらか話のつじつまというか、登場人物の中に別に必要のないシーンが少なからず気になってしまった。
また、実際に安土城を築城をするのは無理があるため、ところどころCGが使われているのは許容する構えで観ていたものの、とある一場面のCG&アクションシーンには、これは築城をメインにした話なのか、実は忍法帖シリーズを見に来たのか、よくわからなくなり失笑してしまう。その前段に突如前振りを入れていたり、その後の周囲の職人たちの立ち直りの早さもちょっと無理があったのかなと思う。
別にお笑い芸人や演技とは別畑の芸能人が出てもきちんと演技していてくれれば気にしないタイプですが、本編に全く関わらないのに一言二言のために出している人がいたのは大いに疑問が残った。こうしたシーンに時間を割くのであれば、地味でも築城に特化した話にしてくれた方が面白かったのではと感じた。
根っこにあるストーリーは良かったものの、やはり何というか必要性のわからないシーンが後半に入るにつれて出てきてしまったので、見終わったあとにつまらなさとは違う、残念な感情を抱かざるえなかった。そのおかげで、原作との違いがどのくらい生じているかに興味がわいてきたので、そのうち原作を読んでみる予定。
http://katen.jp/
火天の城 (文春文庫) 文藝春秋 2007-06 売り上げランキング : 482 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
火天の城 オリジナル・サウンドトラック サントラ ERJ 2009-09-23 売り上げランキング : 32788 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
コメント 0