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映画「劔岳 点の記」 [テレビ・映画・音楽など]

@TOHOシネマズ府中、上映時間は約2時間20分。

 7月末頃に観に行ったので記憶が薄れてきていますが、鑑賞記録として一応残しておきます。同様に「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破」&「サマーウォーズ」も観てはいますが、もう1回行く予定なので、これらはまた改めて。

 去年あたりに映画館で予告編を観た際、なんだか感動モノの物語にでもなるのかしらと思ってスルーしかけたのですが、劇場公開前のラジオ番組などで木村大作氏が監督であること、CGを使用せずに制作したという事を知り、足を運ぶことを決めたわけで。スクリーンに入ってみると普段観ている映画と比べて、観客の年齢層がぐっと上でした。

 剣岳の観測を目指す陸軍の陸地測量部のメンバーと案内人、それと同時期に登頂を目指す山岳会の人々が描かれている。ただ、ストーリーは起伏に富んでいるわけではなく、黙々と登頂を目指していくため、作品にエンタテインメント性も求めて足を運ぶと期待に添えないのかもしれません。

 本作の場合、やはりなんと言ってもそのシーンシーンに登場する風景が素晴らしく、CGを使っていないため、実際にこうした場所があるのか、とか、この暴風雪で実際に撮影したのかとか、当時登頂に挑んだ人々はもちろん、現代において実際に撮影する人々やそこで演じている人々の努力に引き込まれていきます。

 単純にストーリーだけ観てしまうと「うーん」と感じる部分もなくはないですが、上映後にそうした部分を踏まえても良い作品だなと思った次第。ときにはこういう作品を観ることも、また、現代でもこうした作品に出会えることも良いものだなと。

http://www.tsurugidake.jp/



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