山海塾「金柑少年」 [演劇・芸術]
@東京芸術劇場 中ホール、チケット代は3000円(F/T回数券5回を利用)。公演時間は約1時間40分で、その後のアフタートーク(天児牛大×蜷川幸雄)は約30分。
フェスティバル/トーキョー上演作品の1つであり、初めての山海塾。「金柑少年」自体は1978年に初演されたもので、今回上演されたのは2005年に初上演された「リ・クリエーション」に準じる内容らしい。
山海塾、大駱駝艦などの舞踏作品は観ようと思いつつ、なかなか足を運べなかった分野。今回、フェスティバル/トーキョーで5回セット券を買ったことで、遂に観劇にのぞむことになったわけです。
台詞があるわけでなく、大きな動きがあるわけではないものの、観ているうちにじわりじわりと引き込まれていく。それがどうしてなのか、というと上手く説明できないけれど、数年経ってふとしたキッカケで足を運ぶと、また違ったものが得られるような気がする。
フェスティバル/トーキョーでの上演回数は合計3回。このうち、自分が足を運んだ回は舞踏手に加えて、孔雀のパフォーマンスが見事だった。アフタートークで、天児牛大氏が「踊り手が嫉妬する」との発言をしていたけど、確かにあの上演会での孔雀の動きは偶然の産物とは言え、決して見落とすことのできない存在だった。蜷川幸雄氏もやはり感化されていたようで、氏の作品にひょっとしたら多数の動物が今後投げ入れられるのかもしれないと思うと少し楽しみ。
舞台上にはマグロの尾をかたどった模型がそれこそ数百個以上使われていたけれど、1978年当初はホンモノのマグロの尾を使っていたらしい。それも欧州公演にも持ち込んでいたとか。今回の公演では洗練された印象を受けたけれど、仮にそのマグロの尾を使った舞台を観ていたら、一層前衛的な印象を受けたのかもしれない。
http://festival-tokyo.jp/
http://festival-tokyo.jp/program/kumquat/index.html
http://www.sankaijuku.com/
フェスティバル/トーキョー上演作品の1つであり、初めての山海塾。「金柑少年」自体は1978年に初演されたもので、今回上演されたのは2005年に初上演された「リ・クリエーション」に準じる内容らしい。
山海塾、大駱駝艦などの舞踏作品は観ようと思いつつ、なかなか足を運べなかった分野。今回、フェスティバル/トーキョーで5回セット券を買ったことで、遂に観劇にのぞむことになったわけです。
台詞があるわけでなく、大きな動きがあるわけではないものの、観ているうちにじわりじわりと引き込まれていく。それがどうしてなのか、というと上手く説明できないけれど、数年経ってふとしたキッカケで足を運ぶと、また違ったものが得られるような気がする。
フェスティバル/トーキョーでの上演回数は合計3回。このうち、自分が足を運んだ回は舞踏手に加えて、孔雀のパフォーマンスが見事だった。アフタートークで、天児牛大氏が「踊り手が嫉妬する」との発言をしていたけど、確かにあの上演会での孔雀の動きは偶然の産物とは言え、決して見落とすことのできない存在だった。蜷川幸雄氏もやはり感化されていたようで、氏の作品にひょっとしたら多数の動物が今後投げ入れられるのかもしれないと思うと少し楽しみ。
舞台上にはマグロの尾をかたどった模型がそれこそ数百個以上使われていたけれど、1978年当初はホンモノのマグロの尾を使っていたらしい。それも欧州公演にも持ち込んでいたとか。今回の公演では洗練された印象を受けたけれど、仮にそのマグロの尾を使った舞台を観ていたら、一層前衛的な印象を受けたのかもしれない。
http://festival-tokyo.jp/
http://festival-tokyo.jp/program/kumquat/index.html
http://www.sankaijuku.com/
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